この法則を知れば
恋は必ず成就する


準備

まず、部屋を清掃します。
出来るだけきれいな環境を整えることによってまじないの最中に集中力を途切れさせる要因を少しでも無くしておきます。積み上げている物があれば最中に荷崩れをおこしたりすると当然集中力が途切れますので整理整頓してください。また臭いも集中力に影響しますので生ゴミなどの悪臭を伴う物は処分するか臭いを発しないように処置してください。
視覚的に整理整頓された空間はそれだけで清々しい気分になります。
人間は不思議と清々しい気分の時ほど物事に集中できるようになっていますので、普段無精している方は何日かに分けてでも清掃されることをお勧めします。

使用する道具を準備します。
道具は基本的に硯・墨・筆・和紙です。
硯は毎度毎度新調する必要はありませんが、最初は秘符専用の物を用意したほうがいいように思います。墨も毎度毎度新調する必要はありませんが、やはり最初は秘符専用の物を用意したほうがいいように思います。また、複数の色を用いる場合はそれぞれ彩墨を用意します。但し、液墨や墨汁といった物は使用しないでください。絵の具などはもってのほかです。
筆は秘符を制作するたびに新調してください。書道用の物であれば種類は問いませんが、大筆よりは小筆のほうが書きやすい上に安いので小筆をお勧めします。
紙は和紙を用います。こちらも新品のものを用意してください。使い古しの端っこを利用するようなことはしないでください。書道練習用の半紙でもかまわないのですが、紙自体の強度が低いため本来の和紙をお勧めします。また、紙の色が指定されている場合がありますのでそのような時は色つきの和紙を購入してください。白い和紙を染料を使って自ら染めてもかまいませんが紙自体が乾燥するまで秘符の制作に取りかかれなくなります。ドライヤーで乾かすのはどうかと思いますのでその際には自然乾燥させてください。染料は手芸店や画材屋で販売している布染め用のものが良いでしょう。絵の具類やペンキ、ラッカー塗料などで色づけしないでください、ちゃんと染まらないばかりか色落ちしたり墨をはじいて秘文が書き込めなくなります。
これらの物は高価なものは必要有りません手軽な価格の物で十分です。
秘符の種類によっては複数の色を使う場合がありますので硯や筆は2,3用意しなければいけないことがあります。
これは必需品では有りませんが香と香炉もあればと思います。というのは制作している最中に香を用いればアロマテラピーの効果で気分が落ち着きやすいですし、部屋の生活臭を誤魔化すことができます。また、霊感のある方の中には香を焚くと低級霊を退けることが出来るとおっしゃる方もいますので縁起担ぎの意味でも良いと思います。香や香炉の香りや形はお好きなものを使用すればよろしいと思います。

次に、身につける衣服ですがやはり清潔さの象徴である白いものが好ましいです。
無ければなるべく色合いの薄い物にしましょう。イメージ的には病院の看護婦さんや医師が身につけているユニフォームの色合い程度に抑えるのが無難でしょう。
出来れば新品といきたいところですが、洗濯して清潔なものであれば差し支えありません。但し綻びがあったり穴や破れのあるものはさけてください。衣服もやはり身につけて清々しい気分になれるものを選んでください。和装・洋装は問いませんが、アクセサリーなどの装飾品が付いている物は意外と集中力を途切れさせる原因となりますので好ましくありません。またあまり窮屈な衣服ですと途中苦しくなったり動きづらさから気がそれたりしますのである程度楽な物をお勧めします。

入浴します。
体を洗い清めてください。さっぱりした気分で制作したほうが集中できます。秘符の制作中に体がベトつくのが気になったり頭や体が痒くなったり汗の臭いが気になってしては集中できたものではありません。必ずシャワーだけでも浴びましょう。また入浴の際は熱い湯につかるよりは温めの湯につかりリラックスしてください。熱い湯につかると入浴後に汗をかきやすくなりますので温めの湯をおすすめします。気と体をひきしめるためには冷水をあびてもかまいませんが体が冷え切って符符制作中寒くてしかたがないようになるまで冷水浴するのはどうかと思います。あまり長すぎる入浴も疲れますのでほどほどにしてください。

秘符の制作は集中力が命です。集中できる環境を整えるのが肝心です。



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